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2024年10月14日

ホームページ内バナーとは?設置する際のポイントを解説

ホームページ内バナーとはホームページ内に設置するバナーのことを指します。ホームページ内バナーはユーザーがホームページ内を回遊しやすくする目的で設置し、自由度の高いバナー配置が可能です。本コンテンツではホームページ内にバナーを設置する際のポイントについて解説します。

ホームページ内バナーとは?

ホームページ内バナーとはホームページ内に設置するバナーのことを指します。外部サイトに集客目的で設置する広告用のバナーとは違い、自分のサイトに設置するバナーのことをいいます。

ホームページ内バナーはホームページ内の回遊促進、コンバージョン率アップを目的として設置され、バナーデザインも自由度が高いのが特徴です。

ホームページ内バナーを設置する目的

ホームページ内バナーを設置する目的は、ホームページ内の回遊性、コンバージョン率を高めることにあります。

「回遊性」とはユーザーがホームページ内のコンテンツを閲覧するのを促進することを指し、一般的にホームページ内のコンテンツをたくさん見ている人の方がそのホームページに対するロイヤリティが高いと言われています。回遊性を高めるためには、そのユーザーが興味を持ちそうなコンテンツを適切に提案することが必要です。

コンバージョン率アップとは、そのホームページを閲覧しているユーザーを最終的に到達して欲しい目標(資料請求やメルマガ登録)に誘導する確率を高めることを指します。Webマーケティングの費用対効果を高めるためにもコンバージョン率アップは重要な施策です。

ホームページ内バナーと広告用バナー

また広告用バナーの場合は広告プラットフォームが公開している広告バナーのルールに合わせてサイズや文言などを調整しなければならないのと比較して、ホームページ内バナーは自由なデザインが可能です。

バナーを頻繁に更新する場合は、ホームページ内バナーと広告用バナーのデザインを区別せずに、同じバナーを利用する場合もあります。

バナーをホームページに設置する際のポイント

ホームページに設置するバナーはホームページ内の回遊性やコンバージョン率といったWebマーケティングにおける重要な指標に関わるので、ポイントを踏まえた作成・設置が必要です。バナーをホームページに設置する際に押さえておきたい4つのポイントについて説明します。

最終的なコンバージョンから逆算する

そのホームページに何らかのコンバージョンが存在するのであれば、バナーのデザインはそのコンバージョンから逆算して決定します。

たとえば、資料請求を最終的なコンバージョンに設定する場合、その1つ手前は必要情報を入力するエントリーフォームになります。

そしてエントリーフォームの手前には資料請求の対象となる商品やサービスを紹介するランディングページが存在するはずです。そしてその商品ページの手前には外部サイトやホームページ内の他のコンテンツが存在するはずです。

そして、ユーザーにそのページの遷移を促す手段の一つがバナーです。そのため、バナーを作成する際はまず、最終的な落としどころから逆算してページをどのように回遊して最終的にコンバージョンに至るのかをデザインする必要があります。

ホームページ内の回遊をデザインする

ユーザーがコンバージョンに至る経路が決まれば、具体的な回遊の仕方をデザインします。各ページを遷移する際にユーザーがどのような気持ちになってクリックするのか、どの位置にどのバナーがあればクリックしたくなるのかといったことをイメージします。

たとえば、商品ページから資料請求ページに誘導する際のバナーであれば、商品の説明は商品ページ内で充分しているはずなので、いかに資料の内容が充実しているか、簡単に資料が請求できるかを訴求ポイントとしてバナーをデザインします。一方でコンテンツページから商品ページに遷移するためのバナーの場合はコンテンツの内容といかにバナーで紹介している商品がマッチしているかを訴求するバナーデザインをするべきです。

このように各Webページを遷移させるためにどのような訴求をすれば良いのか、ユーザーの気持ちを踏まえて回遊の仕方をデザインしてください。

ユーザーの気持ちを想定してバナーを作り込む

ユーザーがどのようにホームページ内を回遊するのかデザインできれば、それを実現するためのバナー作りを実施します。上記の作業を丁寧に実施すれば実はバナーの要件はほとんど決まっているので、制作にあたってそれほど悩ましいことはありません。

ただし、キャッチコピー、使用する写真、バナーのサイズといった要素の組み合わせによってバナーのデザインは無数に考えられるので、どの組み合わせが良いのかについてはいったんラフを作成してから本制作を実施してください。

データをもとに微調整を繰り返す

バナーを作り込み、ホームページに設置して作業は終了ではなく、むしろようやくマーケティングがスタートします。バナーの作り込み方によってバナーのクリック率やページ遷移したときの離脱率、最終的なコンバージョン率などが大きく異なります。

これらの情報についてWeb解析ツールを使って分析して、定量的なデータに基づいて徐々にバナーデザインや配置をブラッシュアップしてください。

企業によってはこの工程をA/Bテストツールを使用して、効率的に実施している場合も存在します。

ホームページ内バナーのデザインを内製化する方法

以上のようにホームページ内バナーを設置する際のポイントについて紹介しましたが、上記に加えて重要なポイントの1つはホームページ内バナーのデザインを内製化することです。もちろん一度作ったバナーを変更しないのであれば、わざわざ内製化する体制を整える必要はありませんが、Webマーケティングを本格的に実施したいのであればPDCAのスピードを高めるためにもデザイン内製化には取り組むべきです。デザインを内製化する際の方法について説明します。

バナー作成支援ツールを活用しよう

通常、Webデザインをする場合はIllustratorやPhotoshopといったツールを使用しなければなりませんが、ノンデザイナー向けに簡単にバナー作成ができるツールがあるので、こういったツールを活用すればデザイナーでなくても一定以上のクオリティでのバナー作成が可能です。

代表的なツールはCanvaやAdobe Expressなどで、機能を絞る代わりに簡単に使用できて専門知識不要で活用できます。また、初心者向けのツールなのでテンプレートが数多く用意されており、こういったツールを活用すればテンプレートを埋めるだけで一定以上のクオリティでのバナー制作が可能です。

ちなみにバナー作成した後のホームページの実装についてはCMS(コンテンツ管理システム)と呼ばれるシステムを導入していればブログを更新する感覚でバナーに入れ替え作業ができます。代表的なCMSとしてはWordPress、Movable Typeなどが有名です。こういったシステムの導入自体は難易度が高いしコストが高いので、ホームページ作成段階から導入しておいた方が良いです。

バナーの5要素を抑える

ノンデザイナーが一定以上のクオリティでバナーを作成したい場合は、バナーを「コピー」「ベース画像」「サイズ」「装飾」「位置」の5つの要素に分解して考えた方が、手早く効率的なバナー制作ができます。これらの5つの要素について説明します。

コピー


コピーとはバナーに掲載する文言のことを指します。さらに分解すればバナー上に一番大きく目立つように配置するキャッチコピー、キャッチコピーを捕捉するように少し目立たないように配置するマイクロコピーの2種類に分解できます。

コピーはバナーのクリック率に最も大きく影響を与える要素の1つなので、色々な文言×組み合わせを検討してください。またコピーを考える前提として「回遊をデザイン」しておくと、適切なコピーに辿りつきやすくなります。

ベース画像


ベース画像とはバナーのベースに使用する画像のことを指します。食品のようにその商品の画像そのものに購買意欲を刺激する効果がある場合は、その画像が最も魅力的に映るように、旅行や習い事のように体験を販売する場合はその体験をイメージさせるような画像を用意するのが一般的です。

サイズ


バナーのサイズもデザインを考えるうえで大事な要素です。サイズが大きいと目立って煩わしかったり、売り込み感が強くなったりする傾向はありますが、視認性は高くなり一定程度までの大きさであればクリック率が高くなる傾向にあります。

一方でバナーサイズが小さいとユーザーがバナーに煩わされずに快適にホームページ内のコンテンツを閲覧できますが、バナーのクリック率は低くなる傾向にあります。よってこのメリット・デメリットを見極めながら適切なサイズのバナーを考える必要があります。

装飾


装飾とはバナーのコピーと画像を飾る意匠のことを指します。装飾はユーザーに与えたい印象によって決定します。たとえば、高級感を訴求したいのであれば黒などの落ち着いた色をベースとした装飾を施すべきだし、安さを訴求するのであれば赤や黄色をベースとして目立つ色味で装飾するのが原則です。

このようにユーザーに与えたい印象によって施すべき装飾は決まるので、まずは与えたい印象を決めてください。

位置


ホームページ内のどの位置にバナーを置くのかも重要です。一般的にユーザーはZの形で視線を移すと言われているので、このZの視線の中のどのタイミングでバナーが見えるようにするべきかを考えてください。

また、パソコンのモニターは横長なのに対して、スマートフォンの画面は縦長なのでユーザーの視線の移り方は微妙に異なります。

ホームページ内バナーを活用してCV率を高めよう

以上のようにホームページ内バナーについて説明しましたが、WebマーケティングのPDCAを高めるためにも内製化は取り組みたい課題の一つです。ノンデザイナーでもバナー制作・実装ができるように各種ツールが整備されていますが、コツとしてはバナーデザインから実装までを一気通貫してできるツールの方が現場に浸透しやすい傾向があります。

そういったツールの中でもおすすめなのがSales Bannerで、バナーのデザインからホームページへの実装が一気通貫でできることはもちろん、さまざまなタイプのバナーが作成出来たり、作ったバナーを保存して必要に応じて入れ替えたりといったことが簡単にできます。

ホームページ内バナーの更新業務に課題を感じている場合は無料トライアルもできるので、ぜひSales Bannerを試してみてください。